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mruby2.0 ダウンロード

mruby Stable版2.0.0(2018.12.11)は下記のリンクからダウンロード出来ます。

mrubyをインストールするにあたり以下のソフトウェアがインストールされていることを

ご確認ください

      ・bison  http://www.gnu.org/software/bison/

      ・Ruby   v2.0以上

mruby download links

 arrow mruby Stable版 v2.0.0 Linux/Mac版

   ・mruby Stable版2.0.0 Linux/Mac 

 arrow mruby Stable版 v2.0.0.0 Windows版 

   Windows版のインストールには上記の必要ソフトウェアの他にCコンパイラーが必要です。

         ・mruby Stable版 2.0.0 Windows版 

青 mruby2.0.0 リリースノート

 mruby 2.0.0 リリース

mruby 2.0シリーズの最初の安定版、mruby 2.0.0がリリースされました。

mruby 2.0.0には、Ruby 2.0系の互換性を高めるための新しい機能や、省メモリ化の改善が含まれます。

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新機能

 言語コア機能

 ・キーワード引数が追加されました (Ruby 2.0互換)
 ・引数展開がサポートされました

コアライブラリ

青  mruby-kernel-ext
  ・ `Kernel#yield_self` のエイリアスとして `Kernel#then` が追加されました (Ruby 2.6互換)

青  mruby-array-ext
  ・ `Array#to_h` がブロック付きで呼び出せるようになりました (Ruby 2.6互換)
  ・ `Array#union` が追加されました (Ruby 2.6互換)

青  mruby-string-ext
  ・`String#lines` がブロック付きで呼び出せるようになりました
  ・以下のメソッドが追加されました  
   `String#tr`, `String#tr!`, `String#tr_s`, `String#tr_s!`, `String#squeeze`, `String#squeeze!`, `String#count`, `String#delete`, `String#delete!`

青 mruby-pack
  ・`String#unpack1` が追加されました

青  mruby-metaprog
  コアに組み込まれていたメタプログラミングの機能がmrbgemとして分離されました。mrubyでメタプログラミングを行う場合には `mruby-metaprog` を組み込む必要があります。(詳細は `非互換について` を参照ください)

青  mruby-sleep
  matsumotory/mruby-sleepがコアライブラリに組み込まれ、
  `Kernel#sleep`, `Kernel#usleep` が利用できるようになりました。

ツール群

青  mrubyコンパイラ (mrbc)

  ・ `--remove-lv` オプションが追加されました  
   `--remove-lv` オプションを指定すると、コンパイル時のローカル変数情報(デバッグ用途)の生成を抑制します。   
   mrubyバイナリサイズが小さくなるとともに、アプリケーションバイナリがメモリ上にロードされた際のRAM使用量を削減できます。

青  mrubyインタプリタ (mruby)

  ・`-d` オプションが追加されました  
   `-d` オプションを指定すると、スクリプトがデバッグモード($DEBUG=true)で実行されます。
  ・`-r` オプションが追加されました  
   `-r library` オプションを指定すると、スクリプトの実行前に、指定したライブラリ(スクリプト)が読み込まれます。

青 インタラクティブmruby (mirb)

  ・`-d` オプションが追加されました (`mruby -d` と同様)
  ・ `-r` オプションが追加されました (`mruby -r` と同様)


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 省メモリ対応

  mruby 2.0.0 では、実行時に必要なRAM使用量を削減するための改善が行われました。  

  - インスタンス変数の管理をkhashからセグメントリストに変更
  - Hash実装をkhashからセグメントリストに変更
  - mrubyコンパイラ(mrbc)に `--remove-lv` オプションを追加
  - その他、使用するスタックサイズやVM管理情報の省メモリ化

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 非互換について

mruby 1.4.1との大きな非互換は下記の2点です。

1. バイトコードの刷新

青 mruby VMのバイトコードが刷新されました。  
  mruby 1.4.1までは固定長のバイトコード(ワードコード)でしたが、mruby 2.0.0では可変長のバイトコードが採用されました。  
  mruby 1.4.1までのバイトコードと互換性がないことに注意してください。

  - バイナリフォーマット: `0005`
  - VMバージョン: `0002`

 2. メタプログラミング機能のmrbgem化

青 組込みシステム開発では、メタプログラミングが余り使われないという仮定し、メタプログラミングの機能をコアから標準mrbgem(`mruby-metaprog`)に分離しました。  
  mruby-metaprogに移動したメソッドを以下に示します。

  - Kernelモジュール  
  global_variables, local_variables, singleton_class, instance_variables, instance_variables_defined?, instance_variable_get, instance_variable_set, methods, private_methods, public_methods, protected_methods, singleton_methods, define_singleton_methods, send

  - Moduleクラス  
  class_variables, class_variables_defined?, class_variable_get, class_variable_set, remove_class_variable, included_modules, instance_methods, remove_method, method_removed, constants

  - Moduleクラス (特異メソッド)  
  constants, nesting
3. to_intとto_strによる暗黙の変換の廃止

青 メソッドto_intまたはto_strを持つオブジェクトは、それぞれ整数または文字列に変換されなくなりました。 これらの暗黙の変換は再帰的なVM呼び出しを引き起こし、多くのバグの原因となっていました。

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mruby 2.0.0では、mruby 1.4.1以降に378回の更新が行われ、156のファイルに対して7,949行の追加、5,430行の削除が行われました。  
更新内容の詳細については、コミットログを参照してください。

 

 arrow Linux/Mac/Windows安定版で評価済外部mrbgemsリスト

   〇: 動作OK  ●:ビルドOK ただしユニットテストNG

 

青上記外部mrbgemsは以下のOSによって評価されています。

・Mac OSX  macOS Sierra 10.13.6

     gcc (Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.5))

・Ubuntu 18.04 LTS

    gcc (Ubuntu 7.3.0-27ubuntu1-18.04) 7.3.0

・Microsoft Windows 7 Professional SP1

・Microsoft Windows 10 April 2018 Update(Version 1803)

青Visual C++

 Windows Visual Sudio 2017 Community

  Microsoft(R) C/C++ Optimizing Compiler Version 19.15.26732 for x86

青MinGW

    MINGW32_NT-6.2 1.0.19(0.48/3/2) 2016-07-13 17:45 i686 Msys

   gcc.exe (MinGW.org GCC-6.3.0-1) 6.3.0

その他のダウンロード先

arrow Githubよりダウンロード出来ます

 https://github.com/mruby-Forum/mruby

arrowmruby Community

 http://www.mruby.org

arrow mrubyデバッガマニュアル(日本語)

arrowmrubyデバッガーに関するお問い合わせ先:debugger@mruby.org まで

 

 

 
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